Fumiko’s Second Life

2008年に脱サラした主婦が開業して店を始めるまで〜始めてからの約2年間の記録

みんなおおきくなったなぁ!

今日は朝から弁当と水筒と着替えを用意し、息子が卒園した保育園へ送り迎え。
卒園した保育園で毎年恒例となっている「小四招待」というイベントで、
学童保育を終えて初めての夏休みを迎える小学四年生になった卒園生を
保育園が「遊びにいらっしゃい」と招待してくれ、
園児たちは園児たちで小学生のお兄さん・お姉さんに遊んでもらえる日である。
練馬区の他の保育園でもやっているのかしら?)

招待状が届いたとき、もう息子たちの番になったのか、と感慨深かった。

保育園の5年目に区内で実家寄りに引っ越しをしたため、残りの1年数ヶ月、
転園をするかどうか検討したところ、
息子本人の意思よりも旦那が息子のクラスメートに思い入れが強くなっており、
現在住んでいるところから車で片道20分かかるにも関わらず、
卒園まで通わせることになった。

卒園時に既に5名が区外へ引っ越しをし、我が家のように区内で引っ越しをした人も数名おり、
誰もが徒歩や自転車で行けるわけではなかったのに、
24名のクラスメイトのうち、21名が出席するという驚くべき出席率!
旦那に頼まれて子供たちの写真を撮ったりしていたが、他のお母さんは仕事があるので
懐かしさに浸る暇もなく、いなくなってしまう。

私達の彼らに対する思い入れはちょっと異常なのかも、とハタと気づき、
写真撮影を止めて保育園をあとにしたが、久々に訪れた保育園の佇まいを背中に感じながら、
感極まるものが一瞬こみ上げてきたのは何故だったのだろう。

保育園のイベントに参加するたび、我が子の成長を喜ぶと同時に
「ああ、こんなに大きくなって」と、いちいち涙を流していた。
卒園式のなんともいえない荘厳な空気は、今でもよく覚えている。
思い出すだけでも涙がじわっと出て来る。

小学校に上がってからも学校や学童クラブの行事にはほとんど参加してきたが、
保育園の時のように涙を流すことはなく、いつも楽しく笑顔に溢れていた気がする。
父親参加度の高い学童クラブの父母会が明るいからなのか、歩いて通える地元だからなのか、
理由はうまく説明できないのだけれど。

お昼過ぎに息子を迎えに行くと、クラスメイト21名と卒園時の担任のお二人の集合写真を
カラープリンターで印刷して、色紙の台紙に貼り付けたものを手にしていた。
そこに写っている子供たちの笑顔を見て、至れり尽くせりでご招待くださった保育園に、
どうやって伝えたらいいかわからない感謝の気持ちでいっぱいになった。

一緒になって息子たちを育ててくれた先生たちと、
一緒におおきくなったみんなに、ありがとう。