Fumiko’s Second Life

2008年に脱サラした主婦が開業して店を始めるまで〜始めてからの約2年間の記録

紙フェチ

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スケッチブックミ・タント紙をマルマンさんに注文すると、
いつもダンボールの緩衝材としてノートの刷り出しをクシャクシャにしたものが詰まってくる。
普通は新聞紙やチラシ、クラフト紙や再生紙のロール紙を丸めたものや、
ビニール袋を膨らませたようなものを詰めてくる会社が多いのだが、
本来ノート工場でしか見られないはずのレアな全紙が見られるので、紙フェチとしてはたまらない。
しかし、いつもきれいに皺を伸ばしてみるものの、いったん折皺がついた罫線入りのノートの刷り出しは使い道が見出せず、
結局は古紙としてリサイクルに出す羽目になっていたのだが、
今日届いた荷物に入っていた刷り出しは、メモ帳の表紙で、初めて目にするものだった。

「note de memo」と書かれたそのメモ帳は、現在は表紙がリニューアルされたようで、
ネットで検索しても現行商品で同じものは見当たらない。
刷り出しの端に書かれたデータ出力日は2007年となっていた。

このメモ帳自体、表紙の裏面に「ツインワイヤのはずし方」が印刷されていて、
環境を守るデザイン」という評されたこともあるようなのだが、
2年前に印刷したメモ帳の刷り出しを運送用緩衝材に流用しているマルマンさんは、
なんともエコな会社である。

で、初めて見たこの刷り出しを見て、今までの荷物に入っていたノートの刷り出しと違い、
面付けの多いA7メモだったこともあり、
クシャクシャでメモとしては使い物にならないにも関わらず、思わずトンボに合わせて断裁してみたくなり、
カッターで切り始めてしまった私。
何の目的がある訳でもないのに、頼まれた訳でも売上になる訳でもないのに(笑)

刷り出しが適当に引きちぎられているため、半端なところを切り落としてきれいな長方形になった残りも
何となく取っておく感じにして、メモ帳の表紙の束が2つできて、"全紙の名残"が2枚残った。


・・・なんだか「もったいなくて捨てられない」シリーズ第二弾みたいになってしまったが、
そんなクシャクシャのメモ帳の表紙をcuriousmaped社のクラフトパンチを抜きたがっていた女の子に
試し抜き用の紙として1枚差し上げて、
抜いた形を上部の余白にペンのりで貼り付け、
パンチで小さい穴を開けて紙紐を通して「しおり」状にしてあげたら、とても喜んでくれた。
ちょっとぐらいクシャクシャでも、綺麗な色なので、十分楽しめる。
古紙リサイクルに直行せずに、第二(じゃなくて第三か・・・)の人生を送ることが決まった刷り出しクンであった。