Fumiko’s Second Life

2008年に脱サラした主婦が開業して店を始めるまで〜始めてからの約2年間の記録

悲しき廃盤

普段からあまり化粧っ気のない私であるが、眉だけは絶対これ、というお気に入りアイテムがある。
ポーラ・ドルフブローデュエットブローステイ
これらを使うと、すごくナチュラルに眉が描けるので気に入っているのだが、
ブローステイは一度買うとなかなか無くならない。
久々に使い切ったので、新宿に行ったついでにアルコットの地下に買いに行くと、
今秋よりブローデュエットがリニューアルされ、
ブローステイがブローデュエットの中に含まれることになったため、ブローステイは廃盤になったという。

大ショック。

毎日2つのケースを開く手間が省けるのは朗報だけど、
まだ使い切っていない旧ブローデュエットが2つもあるのに・・・。

ポーラ・ドルフを使い始めたのは、ブローブラシがものすごく使いやすかったからで、
道具フェチな私は、アイメイクはたまにしかしないくせに、
他のブラシもいろいろ(これとかこれとか)揃えてしまった。

使い始めた当時は新宿の小田急など百貨店にも直営ショップがあり、新商品の案内なども届いていたのだが、
3年前に百貨店から撤退してからはアルコットの取扱店で足りないものを買い足すだけになっていたので、
今回のリニューアルは店頭に行くまで知らなかった。
廃盤されると知っていたら、買いだめしておいたのに・・・(涙

そもそも私は、廃盤とかデッドストックとかいう言葉に弱い。
スイスのキーナー社タッチドミノはようやく復刻されたのも束の間、廃盤が決まったと聞き、思わず在庫を確保したし、
先日も、オランダの乗用玩具メーカーの倒産により、名品ベビーウォーカーの在庫が残り僅かと聞いて、思わず注文してしまった

ドイツの筆記具メーカーLYRAの本革ケース付き文具セットも、まだ在庫があると聞いて慌てて注文してしまったし、鉛筆削りは私が仕入れたあとに廃盤になってしまった。

好きな物が廃盤になるのは、すごく悲しいことなのだが、
廃盤になったと聞くと、より愛おしく思ってしまうのは、何故なんだろう?
もう手に入らなくなる、という稀少価値ゆえのことであるとは思うが、
営業効率や採算性を重視するがゆえに敢えなく廃盤になってしまう名品が、多々あると思う。
新規顧客にとっては改良品の方が素晴らしい商品だったりするのだが、
従来からの愛用者が切り捨てられてしまうことがあるのが、なんとも切ない。