Fumiko’s Second Life

2008年に脱サラした主婦が開業して店を始めるまで〜始めてからの約2年間の記録

御茶の水~神保町で学生気分

日曜日は憧れの美篶堂で憧れの八朔さんの消しゴムはんこのワークショップへ。

10人以上の受講生が3つのテーブルを囲んで黙々と消しゴムを彫る静かなひとときは
ちょっとした学生気分。

受講生は全員女性で、遠方からの参加者も。
私は大学時代、クラスに3人しか男子がいない文学部だったので、
女性ばかりが集まって静かに何かを学ぶ時間は、まさに学生時代を彷彿とさせるのです。
(学生時代は先生はほとんど男性でしたが)

前日はcuriousでワイワイお喋りしながらビーズのワークショップを開催していたので、
同じワークショップでも所変われば・・・と対比を楽しんでいました。

美篶堂さんは製本のワークショップを開催されているので、
前から一度受講したいと思っていたのですが、なかなかタイミングが合わず、実現していないのですが、
八朔さんのゴムはんの世界に惹かれて、
偶然にも製本ではなくハンコのワークショップで初訪問が叶いました。

どちらも職人の手仕事の世界。
実は高校生の時、大学進学よりも専門学校で何か手に職を付けることに興味があった私。
職業の選択の幅を狭めると言う周囲の声を圧してまで職人の世界に飛び込めず、
大学に進学し、メーカーへ就職、総合職としてモノ作りの裏方の道を歩みました。
モノ作りの裏方は何でも屋で、気が多い私にはぴったりでしたが、
何かの道を究めている人には常に憧れ続けています。

curiousで「つくる・つかう・つどう」をテーマに掲げているのも、
自分がお客様に何を提供できるか、なんていう偉そうなものではなくて、
作ったり、使ったり、集ったりを繰り返しながら、
自分の歩んできた道と、憧れの方々との出会いと、お客様とのひとときとを重ね合わせながら
自分自身が暮らしを楽しくしたい、という思いから。
最近はお店での出会いがメインになっていましたが、こんな形で何かを学んでみるのも楽しいものです。

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ワークショップが終わって、とてもお腹が空いたので(実はお昼を食べそびれてしまい)、
神保町まで久々に歩いて、前から行きたかった「+café Flug」へ。
道すがら、明治大学の立派なビルを横目に、最近の大学生はすごいビルで勉強するのね~、と
時代の流れを感じつつも(去年母校に行ったときも、すっかり新しくなっていて驚いたのですが)、
日曜日でもなんとなく学生さんが多い気がする学生街で学生気分を味わいました。

お腹を満たしてから近くのAMULETも見たかったけど、
残念ながら時間切れ。
神保町界隈はゆっくり行きたい所が広域に散らばってるので、
また機会を見て探索したいです。