Fumiko’s Second Life

2008年に脱サラした主婦が開業して店を始めるまで〜始めてからの約2年間の記録

絵本な休日。

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昨日は『ジョニーのかたやきパン』の翻訳を手がけられたこみや ゆうさんをお迎えして「絵本のおたのしみ会」を開催、フリマ以外では珍しい、日曜日イベント。
テーブルを囲んで最初は緊張した面持ちだった子どもたちが、こみやさんの朗読を聞き、オアナさん作のペープサートを使ったゲームをするにつれて笑顔がこぼれ、最後は春菜堂謹製・かたやきパンをいっしょに分け合って楽しいひととき。

イベントの後、企画展「ポーランドの絵本画家たち」を開催中のちひろ美術館・東京へ。
ポーランドアニメの無料上映があるというので開始時刻に間に合うよう自転車を走らせると、
それが『おやすみ、クマちゃん』だったなんて。
古巣で後輩が担当していた作品なのに、当時はそれを見る時間を捻出できなかった。
ほんの少しの時間があれば、見ることができたのに。バカな私。
今頃こんな形で見ることになるなんて。
ポーランドではこの作品を見たら寝ましょうね、という感じで放送されていたのかな。
ほのぼのしていて可愛らしかった。

イメージ 6企画展で楽しみにしていたのは、子供のころに読んだ絵本・『しずくのぼうけん』の原画。
意外なことに、原画はアニメのようにセルに描かれていた。
その理由は、制作当時のポーランドの紙の質が悪く、思うような色が出せなかったため、セル画仕上げにしたのだという。
そのセル画が今もなお鮮やかに保存されていたことに再度驚く。
日本では40年以上のロングセラー絵本なのに、ポーランドでは絶版らしい。
そして、作者のボフダン・ブテンコさんは現在もお元気で、30年ぶりに来日され、来館されていたそう。1日違いだったのがちょっと残念。

ボフダン・ブテンコ(ポーランド
『しずくのぼうけん』より 1965年


イメージ 3curiousが定休日の今日は、『リサとガスパール&ペネロペ展』の最終日に滑り込み。
リサとガスパール』の日本語版刊行10周年を記念して企画された本展では油彩で描かれた原画が多数展示されていたけれど、あまりの人の多さに全てをちゃんと見ることができず、やはり原画はデパート催事ではなく、美術館で見たいなぁ、と思う。
こうして大勢の人がイベントに来場してくれるからこそ、企画が成立していることは百も承知なのだけれど。
デパートの売上不振が伝えられる昨今、銀座松屋と『リサとガスパール』集客力の凄さに圧倒された。

銀座松屋を後にして、伊東屋とプランタン銀座のscosで寄り道してからソニービルへ。
こちらでは「リサとガスパール ぎんざへいく」が開催中(4/4まで)。
晴海通り沿いのウィンドウ・ディスプレイが「銀座でパリ」になっていたので、思わずパチリ。
絵本三昧の休日を終え、家路に急いだのであった。

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