Fumiko’s Second Life

2008年に脱サラした主婦が開業して店を始めるまで〜始めてからの約2年間の記録

『サタデー・ナイト・ライブ』が開いてくれた、私の「六本木ナイト・ライフ」

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そもそも私が去年の年末からビルボードライブに5回も行くほど通い詰めているのは、
ポニーキャニオン最後の1年間、海外作品買い付け班になり、『サタデー・ナイト・ライブ』(SNL)の担当になったのが、そもそものきっかけ。

3月19日に発売になったDVD-BOX「サタデー・ナイト・ライブ コンプリート・ファースト・シーズン」
http://www.ponycanyon.co.jp/snl/pcbp61816/

が最後の担当作品の1つになったのだが、先週末・19日発売の『ADLiB』5月号
http://www.swingjournal.co.jp/adlib.htm
で扉込みモノクロ5ページ、

昨日21日発売の『Gauguin(ゴーギャン)』6月号
http://www.tokyonews.co.jp/gauguin/
で扉込みカラー9ページ、

同じく21日発売の『HiVi』5月号
http://www.stereosound.co.jp/hivi/
では見開きモノクロ2ページ、

という大量ページを割いて紹介していただいている。
3月から『PLAYBOY』『DIME』『ROADSHOW』『ストレンジデイズ』他、色々な雑誌に取り上げていただいているので、
その露出量も私の17年間のポニーキャニオンでの宣伝&制作経験からしてみてもかなりのボリュームなのであるが、
制作に費やしてきた時間に比例して愛着が沸き、さながら卒業制作のような存在となった。

第1シーズン全24回(90分番組なので、1回あたり正味約66~7分、ディスク1枚あたり約200分×8枚分)、
合計27時間を超える映像をDVD-BOXにするという作業は、今までに経験したことがないぐらい
時間のかかる作業だったが、仮字幕チェック、オーサリングチェック、宣伝素材の制作やブックレットの制作のために
それはもう何度となく映像を見るうちに、各回の出演ゲストのファンになり、英語のヒヤリング力が向上し、
アメリカでオーサリングをしたので、毎日のコレポンですっかりNY時間の昼夜逆転生活になりつつも
英語でメールのやりとりをするのがチャットのようにできるようになり、
制作の遅れでNYにエミュレーションに行ってDLTを機内持ち込みで抱きかかえて帰る羽目に成り、
半年以上もSNL漬けの生活だったのだが、
マスターを納品してもなお、SNL熱は高まるばかりで、
原曲のCDを買い漁るあまり、amazon.co.jpで手に入らない輸入盤のCDをamazon.comamazon.caにまで手を出し、
SNLのファースト・シーズン、1975ー1976年のコレクションから始まって、すっかり洋楽がマイブームになってしまった。

ビルボードライブさんとタイアップチラシを作らせていただいたりフリーペーパーで記事を書いていただいたりしているうちに、
SNL関連アーチストのみならず、学生時代に聞いていたジュリア・フォーダムが来ると聞けば同期を無理矢理誘い、
会社の先輩がカーラ・ボノフ好きだ聞けば便乗してチケットをゲットし、
そして久しぶりにお会いすることになった綾さんにはジョディ・ワトリーをピックアップしてもらい、
ライブに行く度に好きなアーチストが増えてゆくので、私のエンタメ係数は近年ないレベルで向上している。

来週はいよいよ、ジャニス・イアンが来日。来月はリタ・クーリッジとレオン・ラッセル
もう、シゴトとプライベートの境目が、もはや分からなくなって来ています。

学生時代に3カ月半過ごしてから18年ぶりに仕事で行ったNYも、
独身時代2年間住んでいた西麻布からほど近い乃木坂・六本木周辺も、
必死で子育てしながら仕事をしている間にすっかり景色が変わってしまったが、
40を目前にして、久々に徘徊してみると、ワクワクするものがたくさん詰まっていて、またその魅力の虜になっている。

死ぬまでに見たいもの、やりたいこと、行きたいとこ、まだまだいっぱいあるなぁ。。。