恐怖のマヨネーズ

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会社で長年溜め込んだ私物を整理していたら、
「ちびまる子ちゃん」のグッズや資料の入った箱の中から、お弁当用のマヨネーズが出てきた。

マヨネーズ、とパッケージには書いてあるが、それは既にマヨネーズではなかった！

キャー、何これー！
と叫びたかったが、休日のオフィスにはそれに答える人はいなかったので、捨てる前に黙って写真を撮った。

マヨネーズの賞味期限が何ヶ月なのか知らないが、製造されたのは恐らく20世紀最後の年。
何でこれを後生大事にとってあったのか、当時のことを思い出すと、
まずこれは「ちびまる子ちゃん」が放送10周年を迎え、新しいグッズもいろいろ出てますよ、
という資料としていただいて、保存していたものであること、
そしてその頃、産後に職場復帰して一年あまりが過ぎ、仕事のリズムは取り戻したものの、
やりたいことをやるには時間が足らなくてジレンマに陥っていたので、
しまい込んだマヨネーズの賞味期限なんかにまで気が回らなかった、という状況だった。
味噌色になったマヨネーズとの思いがけない再会で、当時のことをいろいろ思い出してしまった。
色んな人に迷惑をかけたり、世話になったなぁ…。

ありがとう、マヨネーズ。
さようなら、マヨネーズ。