Fumiko’s Second Life

2008年に脱サラした主婦が開業して店を始めるまで〜始めてからの約2年間の記録

父の誕生日に舞い込んだ知人の訃報

今日は父の誕生日だが、突然ヴェネツィアビエンナーレ妹夫婦の恩師の展示を見に行くことになり、今は日本にいない。

父は私が子供の頃、「ウチは脳溢血の家系だから、お父さんも43までには死ぬ」とよく言っていたが、
オオカミ少年ならぬオオカミ父さんはその年をとうに追い越してオオカミ爺ちゃんになり、
今年で72歳である。

イタリアはまだ日付が変わっていないから、まだ本人は71だと思ってるな、などと思っていると、
自分より5つ年下の知人の訃報(1, 2, 3, 4)が舞い込んできた。
今日はほとんどニュースを見ていなかったので、慌てて検索してみたが、
日本のマスコミには情報を流していないらしく、
連絡をくれた知人のメールの内容をにわかには信じられなかった。
彼女と親交のあったカメラマンのブログや、
NYのアートコミュニティから聞いたという人のブログにお悔やみが書かれているのを見ても、まだ実感が湧かない。

そのブログの一つにも載っていたPVを見ながら、
「大好きな矢作さんのPVが作れて、すごく嬉しい」と語っていた彼女の笑顔と、
そのPVに出て来る巨大なメガネを彼女の事務所で見てビックリしたことを昨日のことのように思い出した。
まだ何かの間違いであって欲しいと思っている。

この数日、残間里江子さんが草柳文恵さんの森綾さんが島村麻里さんの
森 由里子さんが河井英里さんと愛猫テオくんの(何故かリンクが貼れない…)、
それぞれの訃報について書かれたブログを立て続けに読んだところに今回の訃報。

まだまだこれから、という方々の訃報を聞くのは、とても辛い。
70を過ぎても元気に海外を飛び回っている父にもいつか亡くなる日が来ることだって想像できないのに、
30代、40代、50代、いずれにしてもまだ若すぎる。

父の誕生日に、父がまた一つ長生きしてくれたことに感謝して、
無事の帰国を祈ろう。