Fumiko’s Second Life

2008年に脱サラした主婦が開業して店を始めるまで〜始めてからの約2年間の記録

久々のフリマ!

やっと涼しくなってきたので、以前からの懸案だった不要品整理のため、フリマに出店@光が丘公園。

光が丘公園は巨大団地とショッピングセンターが隣接しているため、
子供向けのものと若者向け、一般向けのものと幅広い層に売れるので、非常に参加しやすい。
出店料も比較的安いが、いつの間にか複数の団体が仕切るようになっていたので、
今回は若干高めの1コマ1500円(他は1コマ700円とか、年会費1000円+1コマ500円とか)だったが、
それでも代々木公園や新宿中央公園よりずっと安い。

今日は6~7年前に出店した時の9千いくらの記録は破れなかったが、
息子の衣料1箱と私の古着1箱、物置や戸棚に眠っていた雑貨やら息子がいらなくなったオモチャやらで
合計大小4箱&2袋ほど持ち込んで、
売れ残りは1箱未満、実働5時間で8820円也の売上が上がり、あースッキリした!

フリマをやって気分がいいのは、ネットオークションに出しても売れないようなものに値がつくことだ。
子供用衣料は80~90cmぐらいのベビー服の方がよく売れるのはわかっているが、
今回は息子が去年まで着ていた120cmぐらいの服のみで、
状態がいいものは既に甥っ子に回しているため、着古したものや泥や絵の具のシミのついたものばかりだ。
だから最初から1枚50円でスタートし、2枚で80円、3枚で100円と投げ売り状態。
最終的には1枚10円まで下げたが、売れ残ったのは5~6枚で、ほとんど売れた。
逆にネットオークションに出す方がよっぽど売れそうな1000円以上の未使用品は売れず、
600円に値切られたのを断ったので、そのまま持ち帰った。

嬉しかったのは、息子が気に入っていて膝が擦りむいたのをミシンで掛け接ぎしたり
ワッペンで継ぎ接ぎしたズボンも、最終的に売れたこと。
120cmぐらいのサイズの服を着る男の子はワンパクざかり。
だから、ちょっとぐらい汚れてたって穴が開いてたって、履ければいいという考えの人が結構いるのだ。

私のフリマのこだわりは、どんなに売れ残っても「ご自由にお持ちください」にはしないこと。
10円でもいいから、値段をつけることが重要だと思っている。
面白いもので、たった10円の物でも、お客さんはどれにしようか真剣に品定めをする。
無料にすると、一人でたくさん持って帰ろうとするオバさん(っていうか親ぐらいの世代のオバアさん)に
商品を引っ掻き回されたりして売り場が荒れるし、
そういうのはとりあえず持って帰ったものの、娘や孫に要らないと言われ、大半が捨てられるに決まっている。

たった10円なのに、どれにしようかさんざん迷った末、お買い上げいただいたものは、
きっと本当に使えなくなる最後の最後まで使い倒されてから捨てられる気がする。

これを炎天下で半日やると、いくら稼いでも割に合わないぐらい疲れるが、
今日ぐらい涼しい日にやると、自分や息子が愛用した「いらないもの」が
「それを必要としている人」のところに里子に出て行き、
晩ご飯が十分食べられるぐらいの売上が得られる上に部屋や物置のスペースが広くなるのだから、
こんなにいいことはないのである。

まだ不要品一掃は終わっていないので、寒くなる前にもう1回ぐらいやりたいと思う。