Fumiko’s Second Life

2008年に脱サラした主婦が開業して店を始めるまで〜始めてからの約2年間の記録

A Sweet Memory at 7th Floor in Shibuya

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一夜明けて、これは本当に起こった出来事だったのか、
もしかして夢だったのでは・・・と思うぐらい、あっという間の素敵なひとときだった。

プロのミュージシャンもライブを行う、渋谷の7th Floorという素敵な場所で
AYAYA BANDの1st LIVEは行われた。

小学校4年生から高校2年生までエレクトーンを習い、
卒業式でのBGM演奏、合唱コンクールのピアノ伴奏、教会の礼拝のオルガン伴奏、
結婚式の余興など、人前での演奏経験は何度か経験してきたが、
ボーカルがいてドラムスもいるバンドを組んだのは実はほぼ初めてだった。

今回のバンドで使用したキーボードは確か同期の結婚式の余興のために15年以上前に買ったものだが、
長いこと使っておらず、子供と一緒に遊ぶために時々出してみる程度になっていた。

ちゃんとした貸しスタジオでリハを重ね、バンドマスターに熱血指導を受け、
アレンジを構築していくという作業は、もはや「お遊び」ではなかった。

基礎練習のバイエルやソナチネから始まるピアノと違い、
いきなり歌謡曲を教えてもらったエレクトーンをやっていた私にとって、
練習というのはいつも楽しくて仕方がないものだったが、
一人で完結していたエレクトーンと違い、
バンドというのは自分のレベルがメンバーより劣るのがわかると
容赦なく劣等感に襲われる。

情けなく辛い時間が楽しい時間に変わるまで、実に4ヵ月もかかった。
それは私だけでなく、メンバーにとっても間違いなく頭の痛い問題であった。

しかし、本番のライブの何と楽しかったこと!
これだから、アマチュアからプロまで、バンドをやめられない人達が大勢いるのだろう。

私達が毎回練習をしていた赤坂のNOAHスタジオは、平日も週末も、
いつも大繁盛していた。
練習時間の終わりがくると、お知らせのランプが光り、
時間になると大急ぎでスタッフが楽器を片付けに来る。
利用者の顔触れも、学生さんから社会人まで、私達よりずっと年上のスーツ族の人達にも遭遇した。

AYAYA BANDの再結成の日が来るのかはわからないし、
その機会が訪れた時に再びメンバーに入れてもらえる保証も無いが(笑)、
40歳を迎える節目の年に貴重な経験をさせていただき、
40歳の誕生日の月の始めに素敵な想い出を作ることができた喜びを
バンドのメンバーと来場してくださったお客様に伝えたい。

心から、ありがとう。


<Set List>
・overture: Scuttle Buttin'Stevie Ray Vaughan)
moonlight(JUJU)
真夜中のドア~Stay with me松原みき
Sweet Memories松田聖子
I'm a Woman八神純子
Call my name(森綾オリジナル)


encore 2
キャサリン・ロスにあこがれて(森綾オリジナル)

AYAYA BAND
vo. Aya Mori
G. Keimei Mouri
B. Hiroyuki Izumo
Drs. Naoto Waguri
Key. Fumiko Shirakawa

2008.11.1 at 7th Floor