Fumiko’s Second Life

2008年に脱サラした主婦が開業して店を始めるまで〜始めてからの約2年間の記録

閉店間際の出会い

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curiousをオープンして2週間、様々なお客様との出会いがありました。

工事中から気になっていた、こんなお店が近くにできて嬉しい、と声をかけて下さるお客様。
100円玉を握りしめて、買えるものの中で一番欲しいものを探す小学生。
赤ちゃんを抱っこしたお母さんや若いご夫婦。
息子さんと二人でやってきたお父さん。
お花屋さんと間違えて、しばらくお店の中に入らないでいたというお客様(これが意外に多数!
お祝いのお花をたくさん飾っていたので)。

・・・などなど。

デート中のカップルや中学生のお客様までいらっしゃるようになり、
地元の客層の広さに驚いています。

そんな中で、印象に残るお客様に出会う時間帯、それが閉店間際だったりします。

息子がお腹を空かせて待っているので、curiousの閉店時刻は夜6時なのですが、
お客様がいらっしゃる限りはお帰りになられるまで開けていると、6時半ぐらいまで営業してしまう日があります。
閉店10分前からお客様が一人もいらっしゃらず、6時5分ぐらいになってシャッターを締めようとしたときに
ちょうどお客様が道路からこちらを見ていらっしゃるときがあり、
目が合って「どうぞ~」と声を掛けると、その後に続いて2~3組のお客様が続いて来店され、一転大盛況になる、
というようなパターンが何度もありました。

特に嬉しかったのが、すごく近所に住んでいらっしゃるのだけれど、
一人では入りづらかったのでお友達を連れて来た、とおっしゃったご婦人のグループ。
「可愛い!」を連発して、少女のような賑やかさ。
子供用玩具がウインドウから見えるので、子育てから手が離れて長いご婦人にとっては
ちょっと入りにくい外観らしいのですが、文具や雑貨も扱っているので、
いざ入ってみると、欲しくなる「可愛い!」ものをたくさん見つけていただけたようで、
我が子を褒めていただいたような嬉しい気持ちになりました。

私がcuriousに置いている商品は、息子が小学4年生になっても自分が欲しいと思える玩具だったり
ちょっとマニアックな文具だったり、ちょっと懐かしいモノだったり、
ちょっとキレイなモノやちょっと可愛いモノなど「ちょっと」したモノたちなので、
「子供向けのお店」と決めつけずに、お向かいのスーパーでのお買い物のついでにフラッと寄って欲しいのですが、
窓の外からジーっと見て結局中には入られないお客様もまだまだ多いのが残念です。
それでもこの不景気の中、雨の日以外はかなりのお客様が来てくださるので、本当にありがたいです。

・・・話を閉店間際のお客様との出会いに戻すと、
ある日の閉店間際に出会ったお客様との会話がきっかけで、
来年から少しずつ企画を発表しようと思っていたワークショップの第一弾を
急遽、今年の最後の営業日・27日(土)に開催することになりました。

20代のお子さんがいらっしゃるというそのご婦人はプリザーブド・フラワーの先生の資格を持っているとおっしゃるので、
後日作品を持って来ていただいたところ、
華道とフラワーアレンジメントのノウハウが活かされた、和洋どちらも作れて、新しい感覚をお持ちの方だとわかり、
妹と二人で大いに盛り上がり、クリスマス向けのアレンジメントももちろんお上手なのですが、
お正月用の飾りに洋のテイストをミックスした新しいアレンジメントを教えていただくことに。

早速今日の午後から店内に告知をしました。
curiousのHPも先程更新したのですが、
お電話やメールでもご予約承ります。

急な募集なので、どれだけ受講者が集まるかわかりませんが、
少なくともcurious専属デザイナーの妹は、教えてもらう気満々です。