Fumiko’s Second Life

2008年に脱サラした主婦が開業して店を始めるまで〜始めてからの約2年間の記録

水仕事

こう暑いと体が水分を要求する量も鰻上りだが、
昨今の異常気象とは関係なく、ウチの旦那は元来水を飲む量が多い。
寝酒を飲むから明け方にトイレに起きて、水を飲んでまた寝る、という習性になっているので、
毎週末に2リットル×6本×2ケースのミネラルウォーターを買って来る。
1日2リットル以上飲んでいる計算だ。

こまめに捨てに行けばいいのだけれど、
ちょっとサボるとキッチンの隅に溜まったペットボトルをボーリングのように蹴飛ばしてしまい、
それをまた並べる、という無意味な行為を繰り返す羽目になる。

それが嫌で宅配ウォーターサーバーの導入も考えたが、
飲み慣れた特定銘柄を変えたくないなどと旦那に抵抗され、
しかも、どの宅配ウォーターサーバーよりも安く特定銘柄のケースを買って来るものだから、
ペットボトルを潰す→資源ゴミに出す→潰す→資源ゴミに出す、のルーティーンを余儀なくされてきた。

先月、忙しさにかまけて潰していなかったペットボトルを大量に潰した時、
そのルーティーンが猛烈に耐えられなくなり、発作的にクリンスイの浄水ポットを購入した。

















もし、水道水をクリンスイで浄化した水の味が旦那の口に合わなければ、
私と息子の飲料水として使えばいいや、と思っていたのだが、
味的にはあっさりOKが出た。

クリンスイの浄水ポットにしたのはBRITAに比べてスリムな型に一目惚れしたからなのだが、
「2Lのペットボトルとほぼ同サイズ」ではあるものの、浄水カートリッジが内蔵されているので
容量は当然2Lある訳はなく、浄水ポットの中には0.9リットルしか入らないため、
浄水をどんどん移し替えなければ、追いつかないことに気づく。

近所のドラッグストアで安価な麦茶ポットを買ってくるも、
それまでペットボトルをラッパ飲みしていた旦那は、いちいちコップに移して飲むのが面倒だと言う。

そこで私は意地になり、タッパーウェア社




Sライン(旦那専用)

2リットルSライン(ストック用)





を購入し、前述の麦茶ポットを含め、毎日浄水を生産しては移し替える、のルーティーンが始まった。

面倒なことは面倒だが、ペットボトルのラベルを剥がして足で潰してゴミ置き場に運ぶ作業に比べたら、
全く苦にならない。いくらリサイクルされるとはいえ、
ペットボトルをあんなに大量に消費する生活はなんだったのだ、と思うぐらい、気持ちがスッキリする。

タッパーウェア社の製品を愛用する人は梅仕事や味噌仕事をする人が多いらしいが、
私はさながら「水仕事」(普通は炊事洗濯を指す言葉だけれど)。
猛暑に限らず、通年の仕事になりそうだ。