Fumiko’s Second Life

2008年に脱サラした主婦が開業して店を始めるまで〜始めてからの約2年間の記録

大人の半分。

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昨日は息子の10才の誕生日だった。

久々にハンバーグを作り、
地元で人気の創業33年のケーキ屋さん「おかしの家 ノア」のフルーツデコレーションで
お祝いをした。

成人の半分の年齢ということで、1/2成人式、なんていうのも最近はあるらしく、
息子の通う小学校でも、今年度のどこかで実施する方向で検討中らしい。

10年一昔、と言われるが、あっという間の10年だった。

この10年(正確には10年と半年)で引っ越しも2回した。
それも全て息子の成長に合わせて、環境を整えるためだった。

妊娠したことがわかってほどなく、新婚当時に住んでいた有楽町線の千川から大江戸線の光が丘へ。
当時はまだ大江戸線が練馬までしか開通していなかったが、まもなく全線開通、という時期だったので、
先を見越して引っ越した。最初の1~2カ月はちょっと不便だったが、保育園もたくさんあり、
通勤アクセスもまずまずだった。

2回目は保育園5年目の冬、実家の近くの上石神井へ。
実家から通勤することはできたのに、就職して1年半で家を飛び出して、
新宿区→港区と一人暮らしを満喫し、結婚して豊島区へ移り住んだが、
子供ができて練馬区へ転入し、最終的には実家の近くに舞い戻ってきた形だ。
まるで鮭のようでしょ、と人にはよく説明しているのだが、
息子が自分の母校に入学した時、30年後輩だという事実に、ちょっと複雑な気持ちになったものだ。

自分が生まれ育った時と比べると、
あの店もこの店も廃業してしまった、とか、あの店は今◯◯になっている、だとか、
畑やテニスコートがマンションに変わってしまった、とか、
いろいろと細かい変化はあるものの、
石神井公園一帯の緑豊かな環境と、のんびりとした雰囲気は、基本的にあまり変わっていない。

光が丘と地元・石神井でちょうど半分ずつ子育てをしてきたが、
これからの5年・10年は、もっとあっという間に感じられるに違いない。

息子はまだまだ私と手もつなぐし、たまには一緒にお風呂に入る。
でも、大浴場の女風呂には、もう入らない。
バレンタインデーには義理チョコと本命チョコと両方もらったらしいが、
もう本命は違う子なんだそうだ。
自分の好きなことを見つけ、自分の世界を持ち始めるのは何年後かな・・・。